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2014年3月29日土曜日

現代の税率は江戸時代より酷いか?





4月から消費税が上がりますね。

今年度の潜在的国民負担率は51.9%でしたが、
これは国民所得に対する税金や社会保障費の比率の合計に
国の借金を加えた数字。

なんだそりゃ。
五公五民とか言ってた江戸時代と全然変わらないじゃないか。
冗談じゃないぜ。

その江戸時代にしたって、五公五民もとられてたのは米だけの話で、
野菜や各種特産は別だったし、実質税率は2割くらいだったんじゃないの?

江戸時代の農民は、そこまで貧しかったわけではないのでは?
ってようなことを最近の専門家は言ってるじゃないか。

したがって、現代人は江戸時代人より激しく搾取されてるのだ。
冗談じゃない。
立ち上がれ同志たち。
行くぜ!シュプレヒコール!

と行きたいところだったんですが、それもどうやら違うらしい。

税金を払うには払うが、福祉やなんかで帰ってくる分があります。
結局、国民は差し引き20%ほどの負担をしてることになるのだそう。

江戸時代は福祉が大したことなかっただろうってことも考えると、
今の日本と江戸時代の日本、どっちも同じくらいの負担だね。
という結論になってしまいました。

要するに、今の税負担率は江戸時代と同じか多少マシ、
もしくはちょっと酷いくらいってこと。

アナキスト的には、
増税反対!江戸時代より酷いぞ!ふざけんな!
みたいな態度で書きたかったのに、困ったもんです。
まあそんなもんか。みたいな気がしないでもないので悔しい限り。



【見たやつ】

江戸時代の百姓は本当に貧しかったか?

日経ビジネスオンライン −国民をミスリードする「国民負担率4年ぶり低下」の報道−



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